やき鳥 三平 新宿/インバウンド受け入れの具体例
新宿の老舗酒場「三平グループ」のコンプリートを狙っている為、
仕事帰りに中央口側にある三平にやって来ました…
■やき鳥 三平
1階に大きく貼られた焼き鳥のメニュー写真がメッチャ旨そう。
三平グループにしてはこじんまりとした店内だけど、かなり混み合っています。
スーツ姿のサラリーマンより多く目についたのは、私服を着た集団。
それは…
コーディネート無視の派手な服を着たおばちゃん、
ひたすらスマホで遊ぶ子供、大声で飛び交う中国語。
うおぉ~、中国人の爆飲みツアーだぁ!
こりゃ~早いとこ飲み食いして、さっさと出よう。
三平はナカが高いのでホッピーはご法度!
生ビールを頼んでグビッと飲みます。
なかなか注文取りに来ないけど、混んでるから仕方ないね…
お通しのぴじきをツマみながら、スタッフが来るのを待ちます。
生ビールが2杯目の終りに近づいた頃、焼き鳥が到着…
ここの焼き鳥は2本縛りでレモン&辛味噌つき。
値段が値段なので、どちらもしっかりしていてボリューミー。
◆もも(2本)¥390
ふっくらジューシーで旨い、辛味噌との相性も良くて2度楽しめます。
◆ささみ梅肉(2本)¥480
さっぱりとした風味、良質の鶏肉なのでコクがあります。
写真を撮る姿を中国人がジロジロ見てる…
だけど睨み返したりはしません。
その理由は…
少子高齢化により国内消費が縮小、不況に喘いでいるけれど…
外国人に大人気のニッポン!
2015年には1900万人を超えるインバウンドが訪れたそうで、
今年は3000万人を超える可能性があると言われています。
中でも中国客が断トツ、全外国人の1/4も占めているんですって。
仮に3000万人が訪れると、その経済効果は4兆円。
飲食には8000億円落としていくそうです。
8千円置くんじゃなくて8000億円ですよ!
こうなったら、飲食店はインバウンド(特に中国人)に
爆飲み・爆食いしてもらって売上アップを狙いましょう。
大都市や観光地などインバウンドが訪れそうな地域の飲食店は、積極的に取り組んだ方がいいと思います。
せっかく外国人客が増えても、受け入れ体制が整っていなければ逆に悪い印象を与えかねない!
てなわけで、ちょいとご教示を…
【インバウンド受け入れの具体例】
・メニューは多国語で表記
・料理写真つきのメニュー
・指差し会話表はとても役立つ
・クレジット対応にする
・外貨での支払いを認める
・分煙は当たり前
・トイレは洋式が必須
・外国語が話せるスタッフ
・無料Wi-Fi
・ウェブサイト開設(多国語で)
・ソーシャルメディアの活用
・宗教上食べられない食材(レバー・からすみ・コブクロ・白子・あん肝…etc)があるので、しっかり明記する
外国人は1度来て対応やCPが良かったらFacebookやTwitter、
InstagramなどのSNSを使って口コミをドンドン広めてくれるので、
次のインバウンド獲得に繋がると思います。
さぁ、これからは外国人に日本の経済を盛り上げて貰う時代ですよ。
一般人の我々も2020年に向けインバウンドに対して広い心(特に笑顔)で迎えたい。
だけどね…。
この日。中国人の爆飲み・爆食いのお陰で、料理の提供がメッチャ遅れ…
想定していた滞在時間の倍以上になってしまったのは事実です…
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