辰巳軒 石神井公園/坂口安吾氏によるライスカレー100人前事件

石神井公園には昭和ファンには堪らない、昔ながらの食堂が数多く残っていますが。
中でもダン違いの古さを誇る2軒の老舗食堂(ほかり食堂・辰巳軒)…


子供の頃から石神井に住んでいる人から…

「あそこのカレーは黄色くて、上にグリンピースがのっているんですよ」と聞いた瞬間、食べに行く事を決意!

最初に入ったのが「ほかり食堂」…
残念ながらカレーにグリンピースは乗っていませんでした。


あれから一週間、再び石神井公園駅にやって来ましたよ~。
向かう先はもちろん…


■辰巳軒@石神井公園
A



看板に書かれた「中華 洋食」というフレーズがなんとも嬉しいじゃないか!
年季の入ったショーケース内に並ぶ色あせた食品サンプルを端から見て行くと…


(おぉ~、サンプルのカレーライスにグリンピースが乗っているぞ!コッチだったのかぁ♪)

ワクワクしながら入店すると、昭和ファンには堪らない食堂がお出迎え。
食事を摂っている客と飲んでる客が入り混じる光景は昭和のドラマの一場面のようです。

綺麗なお姉さん(ひょっとしてピカリンさんお気に入りの人?)にビールを注文すると、かっぱえびせんと共に提供されました。

♪やめられない止まらない♪のフレーズでお馴染みのキリンビールをグビグビ…
プハーッ、ほんとビールはやめられないね♪
なんて思っているとカレーライスが登場…


◆カレーライス¥600B


えぇ~?うっそ~!
こちらのカレーにもグリンピースが乗っていません…
ねっとりしたルーは程よくスパイシー、昔ながらの味わいでとてもウマイです♪


結局、2軒ともグリンピースは乗ってなかった…
気になったので、ネットで「ほかり食堂 カレーライス」「辰巳軒 カレーライス」を調べてみると、驚愕の事実が明らかになったのです!


【ライスカレー100人前事件】
1951年(昭和26年)11月4日、練馬区石神井町にある飲食店にライスカレー100人前の注文が舞い込んだ。注文をしにきたのは、坂口三千代氏。戦後、「堕落論」、「白痴」を発表し一躍戦後流行作家となった作家、坂口安吾氏の夫人である。
坂口夫妻は先頃の、伊東での競輪不正告発事件の難を逃れるために石神井町に住む作家、檀一雄氏の邸宅に身を寄せていた。
その坂口安吾氏がどういったきっかけで三千代夫人に100人分ものライスカレーを注文させたか、ということは本人の口からは一切明らかにされていないが、その時の状況は一緒にいた檀一雄氏、坂口三千代夫人の証言を拝借することで窺い知ることが出来る。

※引用「坂口安吾デジタルミュージアム」
http://www.ango-museum.jp/info/introduction/01/case01.html


100
人前ものライスカレーは1軒の食堂だけでは賄え切れず、近所に店を構える2軒での食堂で作ったそうです。
頭脳明晰な方でしたら、すでにお気づきかと思いますが…
その2軒というのが「ほかり食堂」と「辰巳軒」なんですって!
何という偶然、何も知らずに2軒でカレーライスを食べたオイラって(゜O゜;)!

結局、檀一雄邸に届けられた大量のライスカレーは、庭の芝生の上に並べられたそうです。
この当時はグリンピースが乗っていたのかな?


ちなみに文中に登場する作家 檀一雄氏は女優 檀ふみさんの父親です。
頭脳明晰な方はお気づきかと思いますが、決して壇蜜さんの父親ではありません。

※これがホントのダン違い

          



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