コロナ夏なれど、墓参りのため田舎に帰った。
沼津の街を歩いている人波を眺めていると…
明らかに昨年よりオシャレになっている。
なぜだ?
なぜオシャレになっているのだ?
答えはすぐに分かった。
「ららぽーと沼津」が昨年10月にオープンしたからだ。
奇しくも“ららぽーと沼津”は菩提寺から目と鼻の先にある。
墓参りの後、家族はオシャレの為。
オイラは目当てのラーメンを食べる為、ららぽーとに入った。
■湯河原 飯田商店 ららぽーと沼津店
フードコートで唯一行列しているラーメン店。
それもそのはず。
湯河原 飯田商店は「3年連続・日本一のラーメン屋」に選ばれたそうで、一度でいいから食べてみたいと思っていた。
行列に20分ほど並んで順番が来た。
◆醤油らぁ麺¥900
おぉ~、これが日本一のラーメンかぁ!
と思いながら眺めると多大なるオーラを感じる。
しかし、何も思わずに見たら普通のラーメンだ。
まずはレンゲでスープをズズッ…
うんめぇぇ~♪
上品でまろやかな風味が漂う魚介系の醤油スープ。
中細のストレート麺も滑らかな喉ごしでコクのあるスープとの相性バツグン。
これが日本一の味わいかぁ、感動するなぁ♪
と思う反面…
何のインパクトもない、普通っちゃあ普通の醤油ラーメンだと思った。
◆プレミアムしゅうまい¥450
2個で450円。
値段だけがプレミアムな焼売だった(ウマいけどね)
醤油ラーメンは500円ぐらいが身分相応なオイラにとっては、ちょいとプレミアム過ぎるラーメンという感想だ。


全国的に新型コロナウイルスに感染する人が増えてきたことを受け。
入っている予定を最後に、新たに飲み会の予定は入れないことに決めた。
今宵は残り少ない飲み会の中のサシ飲み。
羽目を外す事なく一献を楽しもう。
新鮮なイワシを食べたいと思い、ずっと前からBMしていた店を選ばせて貰った。
■宝山 いわし料理 大松 神田
昭和歌謡が流れる老舗のいわし料理店。
入口に貼ってあった「マル得セット」というのが気になっていたところ…
明るいおばちゃんが「マル得セットはいかがですか?」と聞いてきたので注文する事に。
生ビール中、お通し、いわし刺身、いわし料理一品、青のり豆腐という内容で1860円だ。
高いのか安いのか分からないけど「マル得」と言うのだから安いんだろう。
(同じセットを2人分頼むのもなんだなぁ)とも思ったけど。
コロナ禍では食べ物をシェアしない方が正解かもしれない。
生ビールdeカンパ~イ♪
会うのはメッチャ久しぶりだねぇ。
元気そうでなによりだ。
・もずく酢
磯の香りに包まれ喉越しの良いもずく。
夏場はサッパリとした酢の物がいい。
・活いわし刺身¥480
ギンギラギンに光り輝くイワシの刺身。
ほんのりピンクの身は脂がノリノリ。
生姜醤油で食べるとジューシーな脂のコクと旨みがフワッと広がる。
いわし料理ときたら、やはり日本酒が飲みたくなる。
生ビールの次は日本酒に切り替え。
銘柄酒もあったけど普通の燗酒(2合)をオーダー。
・いわしのさつま揚げ¥680
香ばしく弾力のあるさつま揚げ。
噛み締める度に旨みが湧き出す、ネギと生姜が良い仕事をしてくれる。
・青のり豆腐¥350
磯の香りがプーンと漂う。
わずかな苦味と渋み、そして甘さを感じる滋味深い味わい。
こりゃウマいね、何杯でも飲みたくなるよ♪
日本人に生まれて良かったと思える逸品。
マル得の食べ物が底をついたので新たに追加注文。
ついでに日本酒も追加だぁ。
◆いわしなめろう¥680
そのボリュームにビックリ!
旨みが凝縮されたなめろうは濃いめの味つけ、日本酒の良いアテになる。
◆つみれ焼き¥300×2本
なめろうを団子状にして焼いた感じ。
いわしのハンバーグはちょい辛のタレが絡んで丁度A。
◆いわしフライ¥680
ソースと共に提供されたフライ、これが大ヒット♪
お店推奨のソースより醤油で食べた方が断然ウマい。
いや、下味がメッチャ旨いので何も着けずに食べた方がいいと思う。
野菜もたっぷり付いてくるのがいいね、コスパ最強だ。
楽しい時間はあっという間。
令和元年なら迷わず2次会に行ったんだけど…
今はそういった気分になれない自分がいる。
次に会うのはいつになるのか分からないけれど、再会を約束して店を後にした。


新型コロナウイルスの影響で、のびのびになっていた4月生まれの誕生日会。
3ヶ月遅れで開催することになった。
■酒肴 新屋敷 高田馬場
新屋敷というより古屋敷といった方が合っている落ち着いた店内。
予約名を告げると2階に案内された。
靴を脱ぎ階段をギシギシ上がると懐かしい顔ぶれが。
2階は貸し切り。
6畳ぐらいの和室なので気兼ねなく会話できる。
料理のコースは3500円。
飲み放題は2000円と2500円。
レアな日本酒が飲めるという事なので2500円の飲み放題にした。
生ビールを注文すると泡に「Happy Birthday」 と書かれた生ビール(プレモル)が登場。
◆前菜三点
青豆豆腐・ゴーヤ煮におろし大根・夏フグの白子
白子はNGだと思っていたけど、食べたら普通に食べられた。
◆刺身
本マグロ・青鯛
青鯛って角度によって身が青く光って見えるよ。
◆鮎の炭火焼き
川魚は苦手だと思っていたけど、ふっくらとした鮎の身は細かくほぐれて淡泊でイケる味。
◆アジフライ
こりゃ~うめーや。
毎回感動する旨さ、もっと食べたい♪
◆銀シャリ&生姜焼き
厚めの豚肉の甘さが生姜醤油のタレとバッチリ合ってうまいのなんの。
サバイバル・墨廼江・山本ドキドキ・浦霞・景虎・美田・手取川…etc
「サバイバル」と「山本ドキドキ」ってどんなラベルなのかなぁ?
日本酒(一升瓶)の写真を撮りたかったけど、2階まで持ってきて貰うのは悪いので味だけ楽しんだ。
ひと通り料理が提供された後は…
女性スタッフが2名でやって来てバースデーソングを歌って祝福してくれた。
料理の美味しさはもちろんの事。
スタッフの気遣いが温もりとして感じられる接客がとても良かった。
接客が良いと「また来たい!」 って思うんだよねぇ。
ここのアジフライは絶品なので、ぜひとも家族に食べさせてやりたい。


今宵は神田でサシ飲みのお誘いを受けた。
コロナ禍によりZEROはしないと心に決めている。
それでも週に一度の飲み会(5人以内)に心ウキウキ。
30分ほど早く神田に着いてしまった。
■味の笛 神田店
禁断のZERO。
つくづく自制心が弱いと思う。
店内はソーシャルディスタンスが行き届いている。
というより、コロナ禍でこの中に入りたくないのかもしれない。
※「コロナ禍」と「この中」って発音似てるよね。
カウンターのおばちゃん。
とても気持ち良い接客でホッとする。
カウンターに並んだツマミは全てラップでカバー。
消毒用のアルコールや立ち位置の間隔を空けるソーシャルディスタンスが施されている。
さすが吉池チェーン、しっかりコロナ対策しているね。
ツマミを手に取りカウンターへ。
生ビール(280円)をオーダーしてキャッシュオン。
◆焼売串¥200
串に刺さった焼売の具は先っぽから海鮮・高菜・黒豚の順。
黒豚はむっちりとした食感、薄い皮の中に肉がたっぷり詰まっている。
いろんな味が楽しめるのがGood♪
◆だし巻き玉子¥200
玉子焼きは年を取っても大好き♪
上品で優しく出汁の味もしっかり。
甘すぎず美味しいだし巻きだ。
◆マグロぶつ¥300
う~ん、うまい。
適度に弾力があってマグロ本来の旨みを感じる。
吉池グループに来たら魚介系を頼むべきだね。
ドリンクが無くなったので緑茶ハイ¥200をオーダー。
薄い色だけどアルコールが薄いワケではない。
ここは全国民が恐れている東京の繁華街にある飲食店。
といっても…
一人で壁を向いて立ち飲みするだけなので感染のリスクは低いと思う。
お店側もしっかりコロナ対策しているしね。
さぁ、そろそろ1次会の時間だ。
「どうもありがとうございました、気をつけて~」
おばちゃんの心こもった挨拶を背中に受けながら店を出た。
そんなこんなで
ありがとう。ごちそうさま。


前々回、“せい部”のメンバーと飲んでいると。
巣鴨に楽しい店があるという話が出た。
「ドコソレ?」
店名を聞くと、偶然にもそこはフォロワーさん行きつけの店だ。
「行こう行こう!」という事になり日にちが決まった。
駄菓子菓子…
緊急事態宣言発出により延期になった。
そして3ヶ月遅れの決行当日。
東京は過去最多のコロナ感染者数となった。
本来行く予定だった日の方が感染者数は少なかったという事実。
この先、日本はどうなっちゃうのかね?
誰もが不安を抱えながら生活していると思う。
JR巣鴨駅から中山道をひたすら西に進むと案山子が見える。
そこが目指していた店だ。
■ナニコレ食堂 巣鴨
店内はカウンターとテーブル席、奥にゆったりとしたソファー席がある。
お年寄りが集う巣鴨らしいゆっくりとした空間。
こういった雰囲気は大好物だ♪
メニューを見るとバリエーション豊富、しかも安い。
そんな中、飲み放題付きのコース(税込3,000円)があると言うのでそれをお願いした。
食べ物はお任せになるけど「リクエストがあったら言ってください」とお姉さん。
お~、それは嬉しいね♪
瓶ビールdeカンパ~イ♪
瓶ビールは一人1本まで、他は何でも飲み放題だ。
ウイスキーのボトルをテーブルに置いて勝手にハイボールを作れる喜び。
近況を語り合っている内に次々と料理が運ばれてきた。
・牛モツ煮
国産牛のマルチョウとフワがたっぷり。
マルチョウ(ノンスメル)は脂たっぷりだけどしつこさを感じない。
・まぐろブツ
ヴアツいマグロの切り身を頬張ると、脂のコクと旨みがフワッと広がる。
・鮭ハラス
香ばしく焼かれた皮、脂が乗った鮭の身はしっとりしている。
・ポテトフライ
シンプルながら安定した味わい。
ポテトフライは還暦超えても大好きだ。
・ふわふわえびたま
2年前、惜しまれつつ閉店した「中華シブヤ」の皿に乗って来たのにビックリ!
ナニか関係があるのだろうか?
コレはウマい♪
ふんわり柔らかな玉子の中にはプリップリの海老がゴロゴロ入っている。
上品でホッとする味わい。
・どこかしらの餃子
中の餡はしっかりと味が付いているので何も着けなくてもイケる。
・しょうが焼き
厚切りの豚肉に甘じょっぱいタレが絡んだ
・チーズクラッカー
クラッカーのパリッとした食感、チーズは程よいコクがある。
・昭和なナポリタン
ケチャップがたっぷり絡んだ昭和のナポリタン。
見た目はドロッと濃い目だけど酸味が少なく食べやすい。
・ハムステーキ
焼き立て熱々、ハムステーキ特有の芳醇な香りが漂ってくる。
ホッピーを注文したらキンミヤが7割入ったタンブラーが届いた。
ナニコレ?
気前が良すぎるんですけど♪
最終的にはキンミヤの一升瓶をテーブルに置いて勝手にナカを追加していた。
途中、常連さんから差し入れを頂いた。
柿の種とプリッツあざまーす‼️
(日本あざますの会)
BOXの白ワインも勝手に注いで飲み放題、ガトーネグロ懐かし~い♪
その内、あぷ子が奥にいるお爺ちゃん逹とナニやら話を始めた。
その様子はこっちまで聞こえて来る。
「お姉さん名前はなんつーの?」
「アプ○コットンです(うふっ♥️)」
「えっ、トイレットペーパー?」
いや~、楽しかった♪
何と言っても料理を運んでくれるお父さんがとても気さくで可愛らしい。
初見の客なのに常連さんも温かく迎えてくれた。
とても3000円とは思えないコスパに大満足。
ここはとっても良いお店だ。

